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【保存版】パーソナルカラー診断を受ける意味

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「似合う色を知ってどうなの?好きな色だけ着ていればいいんじゃないの?」と思っていませんか。

診断するとその色しか着れなくなる、自由に選べなくなる、好きな色だけ着たい人の声をよく見聞きします。

パーソナルカラーは色を制限するものではありません。

診断したい人の理由の多くの人は、似合う色が知りたい言葉の裏に印象を良くしたいという気持ちがあるのではないでしょうか。

私もその一人です。

そもそもパーソナルカラーとは『相手から見た自分の印象を良くするツール』です。

似合う色を決めつけるものではなく、診断はあくまでも印象をよくするための手段

その手段である、パーソナルカラー診断を受ける意味を深堀りしていきます。

 

目次

  1. 似合う色とは
  2. 診断方法
  3. 自分らしさとは
  4. パーソナルカラーの不安
  5. パーソナルカラー診断すると何に使えるの?
  6. まとめ

 

パーソナルカラー診断を受けるかどうか悩んでいる方の参考になればと思います。

 

似合う色とは

 

似合う色(パーソナルカラー)とは、自分のボディカラーと調和する色のことを指します。

ボディカラーは、髪色、瞳の色、唇の色、肌色、肌のコントラストなど自分の外見の色みのことを指します。

そのボディカラーに調和する色を大きく分けて4つのグループに分けたものがパーソナルカラーです。

各グループの名前は、スプリング・サマー・オータム・ウィンターの季節の名前でつけられています。

 

 

同じグループのどの色を使っても調和のとれたカラーコーディネートができるというもの。

最近では細分化されて、4分類・7分類・12分類・16分類など流派が存在します。

基本的にはこの4グループから派生したものなので、このブログでは4グループで解説しています。

似合う色とは、このグループの色を使って配色することで自分の印象がや雰囲気が引き立つことをいいます。

 

ふだん会話で使う『似合う』という言葉のなかみ

ふだん会話などにでてくる『似合う』という言葉の意味合いには、ただ外見が素敵に見えるだけではなく感情も含まれています。

 

例えば、

  • 周りから見て似合ってる(外見)
  • 自分の雰囲気に似合ってる(外見)
  • 自分の性格に似合ってる(内面)
  • 自分の好きと合ってる(内面)
  • 自分の価値観と合っている(内面)
  • 自分っぽい、あなたっぽい(内面)
  • 言った人の好み(内面)

 

周りからいわれる『似合う』には、外見以外にも個人の感情や価値観など内面が含まれています。

例えば、お母さんは子供が生まれたときからお洋服を選んできた経験があるからこそ感情が含まれることがあります。

いつものあなたらしくない、普段そんな服着ない、その服はどこへ着ていくの?などなどです。

これは私がアパレル販売員を15年以上経験してきてよく言われたことなんですよね。

他にもお友達であれば、性格を知っているからこそ『好み=似合う』といわれることもあります。

パーソナルカラーはそんな感情に左右されるものではなく、客観的にどんな人からも一定に『似合う』と判断されるものです。

 

診断方法

 

診断方法は、各グループの色の特徴を持ったドレープと呼ばれる布を顔の下に当て、どの色を使えば顔色や雰囲気が引き立つかを1色ずつ確認していきます。

協会や人によって診断方法は変わりますが、大まかな流れは以下のような感じです。

 

✔診断手順

  1. アンケート記入(手持ちの服や嗜好などをヒヤリング)
  2. すっぴんでケープをつけて頂く
  3. テストカラー(ピンク・青・黄・緑・赤・白)で大まかなシーズンを診断
  4. ③ででた結果を元に似合う色合いを詳細に診断
  5. 似合う色を解説
  6. 取り入れ方

 

この結果でわかることは、似合う色の特徴、配色、似合う素材、柄です。

なぜこのドレープをわざわざ使って診断するかですが、色というものは光が人物の着ている服にあたって顔やボディカラーに映り込みます。

それを見ているのは自分ではなく、自分以外の人。

パーソナルカラーはもともと第三者からみた自分の印象を良くするものなんですよね。

客観的にみて印象を良くするための色や素材、柄を診断しているというわけです。

 

✔なにを診断されているのか

  • 黄色を足してあげるか青みを足してあげるかで、元気に見えたり、透明感がでたりなどを診断をしている
  • 似合う明るさや鮮やかさを見ることで、顔色が明るく見えるのか、目鼻立が引き立って見えるのかなどを診断している
  • 似合う柄や素材を診断している
  • 髪や肌の質感やコントラストを診断している
  • 似合うカラーコーディネートを診断している

 

自分では印象がよくなるという基準で服を選ぶって難しいからこそ診断サービスが存在します。

私自身もアパレル販売員でしたが、診断してもらうまでは似合う色はわかりませんでしたね。

客観的な視点は大事です。

 

プロのカラーリストに診断してもらうと高い!

プロのカラーリストに診断してもらうと高い!って思いますよね。

確かに気持ちはわかります。

サービス料金には、場所代、ツール代、雑費代、お客様へのお渡し物やアフターフォローなど含まれるています。

それは横においても、自分に似合う色を1色ずつ確認する作業を時間をかけて丁寧に見てもらえる機会がないから価値があると思っています。

どうしても料金かけたくないのであれば、アプリやネット上で手軽に診断するのも一つの方法です。

 

ネットで診断のリスク

  • 設問タイプであれば統計学をベースに作成されているのであくまでも自己診断なのでご注意ください。
  • 写メで診断も照明や角度によっても診断が異なる場合もあります。

 

その他にも店舗などのイベントで無料診断も実施しているので、そちらで診断してもらうのもいいですね。

誤解はしないでほしいのは、ただ結果のグループだけわかっても実際の顔映りを一緒に確認していないので一番似合う色の特徴や配色がわかりません。

それを解決するには、そのグループの色をお買い物で見つけて顔映りを確認して経験することで見つけていく感じです。

高価ではありますが、一度で似合う色がわかって、すぐに実践できるのは実際の診断でできることですね。

 

 

 

自分らしさとは

 

似合う色だけだと何だか自分らしさがなくなると勘違いしていませんか。

自分らしい色って、外見だけ合わせればいいわけではありません。

外見の似合うに加えて、内面の感情や価値観も含めることで自分らしさが引き立ちます。

なぜなら服の選び方、着こなし方は自分が納得して着ているということは、その人の価値観なんですよね。

似合う色(外見)と好きな色(内面)を組み合わせて使うことで自分らしさや雰囲気が出てきます。

色を選んでいくうちに自分自身がわからなくなったら、色彩心理をつかって自分ってどういう価値観を持っているのか客観的にみる方法もあります。

色彩心理を使って自分を診断してみたい人はこちらの記事もご参考に。

 

パーソナルカラーの不安

パーソナルカラー診断するまではワクワクするんですが、いざ選ぶとなったら似合う色がわからなくて迷子になることもあります。

他にも好きと似合うのジレンマもあるので、そんな不安にお応えします。

 

そもそも似合う色がわからない

診断では似合う色を教えてもらって理解したつもりだったけど、いざお買い物に行くとどの色が似合うのかわからないことも結構あります。

診断して数日後、自分が選んだ色が似合っているか相談を受けることもあります。

では似合う色が選べるようになるまでどうするか。

似合う色を覚えるまで色の見本表を持ち歩くことをおすすめします。

 

 

上記の写真のような布タイプがわかりやすいですが、なければ紙タイプのものでも構いません。

自信がない場合は、同行ショッピングサービスを使って実際の店舗で似合う色を教えてもらうとさらに似合う色選びができるようになります。

同行ショッピングサービスは診断されたサロンかネットで『同行ショッピング 地域名』で検索するとでてきます。

似合う色に迷いがでたら、色見本を持ち歩くか同行ショッピングで見てもらいましょう。

同行ショッピングサービス例はこちら

各シーズン別色見本 スプリングオータムサマーウィンター

 

パーソナルカラーに縛られたくない!

よく似合う色が知りたい反面、その色に縛られたくないと思う人もいます。

もともと好きな色があるのに、似合う色を知ることでその色を着なければならない気がするのでしょうか。

そんなことはないです。

好きな色は自分の価値観で、似合う色は自分の外見です。

 

✔好きな色と似合う色をわけて考える方法

  • 好きな色を選ぶときは自分の印象を考えない
  • その時気に入った色を着る
  • 似合う色を選ぶときは自分の印象や雰囲気をよくすることを考える
  • 印象よくしたい場面を考える

 

分けて考えることで使い分けができるようになります。

カラーコーディネートができるようになると、好きな色も似合う色も組み合わせてコーディネートもできるようになりますよ。

 

つい好きな色になってしまいそう

似合う色はわかったけど、お買い物に行くとついつい『いつもの好みに選んでしまいそう』って思うことはよくあること。

こっれて似合っているか自信がないと、結局好きな色を選ぶことにも繋がります。

 

✔ポイント

  • 好きな色と似合う色で迷ったら色見本で確認する
  • ベーシックカラーはパーソナルカラーで揃えてる
  • 似合う色を使って印象良くしたい場面を思い浮かべる
  • 似合う色を使ってどんなイメージになりたいか考える

 

似合う色を着ることで『肌ツヤがよく見える、透明感がでる、ナチュラルに若く見える、華やかに見える』効果がでるので使って損はないです。

むしろプラスしかないので、自信をもって似合う色を取り入れる気持ちが大事です。

 

もっとパーソナルカラーを知りたい人におすすめの本を紹介

 

新はじめてのパーソナルカラー (トミヤママチコのパーソナルカラーメソッド)

 

新役に立つパーソナルカラー (トミヤママチコのパーソナルカラーメソッド 2)

 

パーソナルカラー実務検定2級・1級 公式テキスト 新しいパーソナルカラーの教科書

 

専門学校などで使われていて有名なトミヤママチコ先生のテキストがわかりやすくオススメです。

3冊めは最近発行された本ですが、この1冊でパーソナルカラーの広い内容が書かれていて楽しめました。

パーソナルカラーの本で迷ったら参考にしてみてください。

 

パーソナルカラー診断すると何に使えるの?

 

最後にパーソナルカラーって似合う色を診断できることがわかったけど、何に使えるの?って疑問に思いますよね。

基本的には色の特性を使って印象や雰囲気を引き出すものなので、色がついたものすべてに使えます。

普段の服はもちろん、ヘアカラー、メイクカラー、ウエディングなどのセレモニードレス、インテリアカラーなどですね。

自分の生活関わるすべてに使えます。

好きな色との使いわけとしては、TPOを考えて服を選ぶのといいです。

例えば、いつ着ていく服なのか、どこに着ていく服なのか、誰がいるのか、何しに行く場所なのかを考えて見ましょう。

好きな服でいいのか、似合う色の方がいいのか、わかりそうですよね。

 

 

まとめ

外見も内面も自分のもの。

どちらにも似合う色を取り入れると着飾らない自分らしさが出てきます。

服は言葉のいらないコミュニケーションです。

服装でその人の雰囲気や印象となり、周りから見た印象に繋がります。

自分を楽しむのもよし、印象をよくすもよし、診断しておくことでその時々で活用できます。

パーソナルカラー診断を受ける参考になればと思います。

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